
ラブラドールレトリーバーの飼育を迷われている方が悩む問題の一つ、それは”毛色”ではないでしょうか?
日本のラブラドール・レトリバーには
・ブラック(黒)
・イエロー(白や黄色、クリーム系)
・チョコ(茶)
の主に3つの毛色が大半を占めています。
日本には珍しいですが、ブラック毛色に茶毛色が混じる「ブリンドルカラー」も海外にはいます!
・ラブラドーレトリバーの毛色で悩まれている方
・いろんな毛色の特徴を理解した上で飼育を検討したいと思われている方
・ラブラドールレトリバーが大好きな方
ラブラドールと関わりの深い筆者が、毛色ごとの特徴や実際に困ったことなどを書いていきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ!
毛色別の読み方、なんて読む?
初めて犬を飼うという方やラブラドールを飼う方には聞き馴染みがないと思いますので、ご紹介します。
毛並みがイエローのラブラドールレトリバー「イエローラブ」

「イエローラブ」と呼ばれることが多いです。焦げ茶色のような濃い色からクリーム色のような白っぽい色までを広くイエローラブと呼ばれています。
毛並みがブラックのラブラドールレトリバー「黒(くろ)ラブ」

「黒(くろ)ラブ」や「ブラックラブ」と呼ばれることが多いです。どちらかというと「黒ラブ」の方が浸透しているように思います。黒の毛並みに白色の毛が混じる子もおりますが、分類はされておらず、黒ラブと呼ばれています。
毛並みがチョコレートのラブラドールレトリバー「チョコラブ」

「茶(ちゃ)ラブ」や「チョコラブ」、あるいは「レバー」と呼ばれることもあります。一番浸透しているのは「チョコラブ」だと思います。チョコラブも濃い色から薄めの色まで様々です。
性格
毛色毎に大きな性格の違いはない、と私は思っています。
よく、イエローは温厚でブラックは活発、チョコラブは激しめと聞きますが、そうかもな、くらいです。
イエローでも活発な子は活発ですし、ブラックでも温厚な子も多くいます。
毛色でそのように”見える”のかもしれませんね。
性格は遺伝、母犬の飼育環境、生後の環境等によって大きく影響します。
よく、母犬が「チャンピオン犬!」というのを見ますが、犬を売るための文言としているお店もあるので、正直あまり信用しない方が良いです。
実際に足を運び、飼育環境等や両親、可能であれば両親の両親まで見る方がよいでしょう。
私は信頼できるブリーダーのところに相談し飼育を検討することをオススメします。
寿命

寿命も大差はありません。が、チョコラブは少し短い傾向にあります。
というのも、チョコラブはイエローやブラックと違い頭数が少ないです。ので、必然的に血統が近くなりやすく、疾患が出る子が多いことが理由です。
寿命の平均は12−13歳くらいでしょうか。
テーマから少し逸れますが、ラブラドールレトリバーを含む大型犬の介護はとっても大変です。体力も抱っこする腕力もいります。飼育する上で介護のことも考える必要はあります。
こちらはまた記事にしますね。
毛色別の良いところ/カワイイところ!

ここからは私みんとが思う毛色別にここがカワイイ!ここが良いところっというのをご紹介します!
少しでもご参考になれば嬉しいです!
イエローラブの場合
■表情が分かりやすい/写真映えする
やはりイエローラブといったら表情ではないでしょうか。そのまま顔に出るのでとってもカワイイです。また表情がはっきりしているので、写真映えもしやすいです!
■フローリングの毛が目立ちにくい
フローリングのお家であれば、毛が目立ちにくいです。ラブラドールはダブルコート(被毛が2層に分かれている)ので、抜け毛は他犬種に比べても多いです。
■一頭一頭の色味が異なる
一概にイエローラブと言っても毛色はそれぞれです。濃いめの色だったり、白っぽい色だったり。兄弟犬でも異なりますよ。
黒ラブの場合
■ブラックの毛並みがカッコいい
とにかくカッコよくないですか?!キリッとした表情も読みとれます。
■車内やケージの毛が目立ちにくい
座席が黒であれば、全然目立ちません。ケージも黒を選ぶことで毛を目立ちにくくできます。
■ギャップ萌え
一見キリッとしてカッコいい黒ラブ!がとっても甘えん坊、、虜になりますよ!
チョコラブの場合
■とにかく珍しい
チョコラブは頭数が少なく、珍しい毛色です。ラブ好きには珍しがられると思います。
■目立つ
見る機会も少ないので、注目を浴びることもあるでしょう。
※目立ちたい、注目を浴びたい、という理由で選ぶのはやめましょう。念のため補足です!
人によっては気になるところ

続いて気になるところも書いていきます。
こちらも私みんとの思ったことを書いています!
イエローラブの場合
■車内での毛が目立つ
座席が黒だととっても目立ちます。いくらケージに入っていてもあっという間に毛まみれに。これが嫌な方はそもそもワンちゃん飼えませんが、、笑
■黒系のズボンを履けなくなる
黒系のズボンだと毛が目立ってしまいますので、コロコロは必須ですし、すぐ消費します。
黒ラブの場合
■名前と顔を覚えてもらいにくい
見慣れないと表情が分かりにくいので、覚えてもらいにくいです。
■写真を撮るのが難しい
全身真っ黒なので、表情が分かりにくいです。特に夜だと目だけ光っている、というのもあるあるです。
■フローリングで毛が目立つ
家中真っ黒、というのは黒ラブ飼育者なら共感いただけるかと。クイックルワイパーがないと大変です。
■黒のケージだといるか分かりにくい
寝ていると特に分かりにくいです!あれ?どこ行った?!と心配になることも。
チョコラブの場合
■頭数が少ない
そもそも頭数が少ないので、飼うと決断してもすぐに飼える訳ではありません。
■ブリーダーさんも少ない
好きなブリーダーさん、自分にあったブリーダーさんと巡り合える可能性も必然的に低くなります。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はラブラドールの毛色別の特徴について記事にしてみました。
イエローラブが一番人気ですが、私は黒ラブの方が好きです。あのギャップがたまりません、、
今回の記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!!
コメント