ペットショップでの生体販売ってどうなの?反対する理由と今後の展望

犬との生活
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皆さんこんにちは!この記事を書いている「みんと」と申します。

犬との生活歴26年の26歳🐾

現在はドッグトレーナーとして7年働いています!

Twitter→(@WithaDog1

少し前、久しぶりに生体販売もしているペットショップに犬用のおもちゃを買いに行った日のこと

お客さん
お客さん

犬飼ってみたいんですが、お散歩って毎日どのくらい必要です?

定員さん
定員さん

小型犬だったらお散歩行かなくて良いので楽ですよ〜

ぎょえええーーえーーーえーーえーーぇぇぇぇぇ(初っ端から失礼しました、、)

いや、盗み聞きしてしまったのはゴメンなさい。謝ります。

でもビックリして耳を疑いました。ちょー久しぶりに生体販売もしているペットショップでそのような会話を聞いてしまうとは、、

もちろんペットショップ の店員さんも資格は必要ないので、その時の定員さんが新人さんだったのかもしれません。ですが、生き物を扱う方がそのような間違いをしていることが残念でなりませんでした。

それもお客さんは散歩の必要な量を聞いてるのに、その回答は、、

そんな経験を最近したので、今回はペットショップでの生体販売について記事にしようと思います🐾

よろしければ最後までお付き合いください♫

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よく言われる意見

先ずよく耳にする反対意見をご紹介していきたいと思います。

・生き物を見せ物にするな

・狭い囲いの中で一日中いるのはかわいそう

・排泄物がそのままになっていることも多い

・一日中人にみられてストレス

・逆の立場になってみろ

などなどがありますかね。

最近ですとTwitterでも#生体販売禁止と投稿する人も多いようです。

「Minto」の思っていること

どこまで正直に書くべきか迷いましたが、私も生体販売は反対ですし、生体販売しているペットショップにはどうしてもの場合以外はいきません。

もちろん生体販売をしているペットショップの中でも優良なところもあるでしょう。

ですがまだまだあれ?と思うところも多いと私は感じます。

上記の意見に加え、私の意見を足すとすれば

■かわいい犬、売れる犬をブリーダー(犬を繁殖させるところ)から仕入れる。お金目当てのブリーダーは無理に繁殖させる。遺伝性疾患が出やすい。

→実際悪質なブリーダーのもとで散々繁殖犬として使われたあげく、役目を果たしたからと殺処分されそうになったところを保護した、という知り合いがいます。悪質なブリーダーが増える、ということです。

■衝動的に動物を飼ってしまう人が意外と多い

→ただふらっとペットショップに寄ってみたら何とカワイイ!運命!!と即購入、っていう話。作り話のようで結構耳にします。ですが、生き物を飼うってそんな衝動的にやって良いことではないと私は思います。相応の覚悟と準備が必要です。

なども挙げられるでしょうか。

もちろん、なんでもかんでも反対ってわけではありません。

後述しますが、日本でもひと昔に比べると良くなっている傾向にはあると思います。

海外はどうなっているの?

イギリスやドイツなどは生体販売しているペットショップはほとんどありません。

そもそもペットショップ=犬用グッズを飼うところで動物を飼うところではないことが浸透しています。

またブリーダー業をするにしても厳しい条件があります。

また、飼い主側にも多くの義務があります。国によっては飼育するのに税金がかかったり、マイクロチップ(犬の身分証のようなもの)の挿入が義務付けられているところもあります。

ちなみに日本のマイクロチップは努力義務でしたが、なんと2022年6月からは義務になりました。これは犬を飼育されている方もご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。今のところ罰則はないので、大きく挿入率は変わっていないのかな、と感じております。

日本の現状

上で散々書いてきましたが、日本もひと昔前に比べるととても良くなってきました。

殺処分も徐々にではありますが、右肩下がりです。

最近では保護団体と協力し、保護した犬の譲渡活動をペットショップでされているところや、そもそも生体販売をしないショップも多いです!

生体販売をしているペットショップでもお客様へ丁寧に飼育に関するアドバイスをしているところも多いと聞くことも多くなりました。

もちろん生体販売をやめたから殺処分がゼロになるか?と言われたらそれは違うと思いますし、犬を飼う人は必ずしても保護犬を、というのも違うと私は思っています。

じゃあ犬や猫はどこで飼うべきなの?

私は直接ブリーダーから購入することをオススメします。

最近ですとHPやSNSでご紹介しているところもありますし、信頼できるトレーナーがいれば聞くのが一番でしょう。

人と同じで犬も子犬の頃の環境は今後に大きく影響します。母犬のお腹にいる時の環境や生まれ育った環境で、不安が強くなることや緊張感が高くなることなどなど。

出産時期によっては難しいかもしれませんが、基本的にはブリーダーさんと相談の上見学に行けるところも多いです。ですので、一度は伺いどのような環境か、またお母さん犬お父さん犬の様子を見ると良いでしょう。

環境を見ることも大事ですが、お母さん犬やお父さん犬を見ることで、性格や大きさなども分かるかもしれません。(もちろん個体差ありますが)

そして優良なブリーダーさんは繁殖犬たちも子犬たちもとても大事に育てられているので、販売するときにも相応の条件がある場合もあります。誰でもかんでも犬を販売することもありません。

愛情いっぱいに育ってますし疑問点や相談にものってくれるでしょう。中には子犬の兄弟犬たちでオフ会なんかも開催しており兄弟間でも相談や共有ができる仕組みをしているところもあるそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はペットショップでの生体販売について記事にしてきました。

新型コロナウイルスの感染拡大が猛威をふり、家にいる時間が増えたことで犬の飼育に踏み切る家庭も多いと聞きます。犬はかわいい!癒し!と思いますが、当然大変なこともありますし、自分の時間もかなり使います。

本当に責任を持って飼育できるのか、は飼う前に必ず考えましょうね!

今回はここまでっ!

少し暗い話になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。

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