人の手やスリッパへの噛みぐせ!犬の気持ちと減らす方法とは?!

犬との生活
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皆さんこんにちは!この記事を書いている「みんと」と申します。

犬との生活歴26年の26歳🐾

現在はドッグトレーナーとして7年働いています!

Twitter→(@WithaDog1

さて、今回のテーマは「噛みぐせ」

どうでしょう?

人の手をガジガジ、、

スリッパをガジガジ、、

していませんか?笑

そんな甘噛みってそもそも何が理由でするの?どうすれば減らす・なくすことができるの?という質問をいただくことが多いので、お答えしていきます!

よろしければ、是非最後までお付き合いくださいませ🐾

犬一頭一頭の性格や個性等によってトレーニング方法は異なります。

迷うことがありましたらしつけ方教室等でお聞きすることをオススメします

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そもそもなんで噛むのか

噛む理由は、以下3点が多いです。

①遊びたい

→人の手やスリッパなどをおもちゃと思って噛んでいることがあります。

②本来の習性

→特に元々のお仕事が水猟犬(ラブラドール・レトリバーやプードルなど)や牧羊犬(ボーダーコリーやコーギーなど)などの犬種は咥えること、噛むことがお仕事だったので習性として備わっています。

③歯の生え変わりでむずむずする(子犬の場合)

→歯の生え変わりの時期になるとむず痒くなり様々なものを咥えることが多いです。また人間の子供と同じくとりあえず咥えよう、とする子もいます。甘噛みは成長と共に減ることもありますが、治りにくいこもいます。子犬のころに誤った対処法をとると、より治りにくくなりますので気をつけましょう。

今回は「遊び」の噛みぐせについて書いていきますね。

人の手や足を甘噛みする場合

人の手がおもちゃになっているパターン。悩まれる方が一番多いのもこれだと思います。

犬の気持ちになって考えてみましょう。3パターンご紹介しますね。

■パターン1

①人の手を咥えて入れてみた

②なんだか噛みやすいし、飼い主さんも何も言わない

③噛んでもいいんだ!!

■パターン2

①飼い主さん遊んでくれないな〜退屈だな、一度手をがぶっ

②(飼い主さん)いた〜い!ダメでしょ!!

③やったー!!構ってもらえた!!!もっかい噛もう!

■パターン3

①手をガブっ

②いたーい、(手をヒラヒラ)

③おっ!おもちゃが動いた!!!追っかけろ〜

どうでしょう。ザッと3パターン書いてみましが、思い当たりはないでしょうか?

人は怒っているつもりでも犬にとってそれがご褒美になっていることも多いです。

では逆に犬がイヤなことは何でしょう。

そう、構ってもらえないことです。(決して怒られることではありません。)

手を噛んだら飼い主さんが別室に行ってしまった。ハウスに入れられてしまった。

すると犬は、噛む=構ってもらえなくなる、という学習をしていきます。

もちろん別の原因ということも考えられるので、しつけ方教室等でご相談することをオススメします。

靴や靴下などを咥える場合

これも良く聞く話です。

スリッパは特に噛み心地がよいのか、成犬になっても噛む犬は多いです。

ここで一番やってはいけないけど、やっている人が多いこと、それは「追いかけっこ遊び」

いや、そんなことはしていませんよ!と思われた方、一度振り返ってみましょう、、、

犬が靴を咥える、人がダメ〜と追いかけてくる、逃げる、追いかけられる

楽しいいいいいぃぃぃぃぃーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

といった流れです。

この時にも犬が何をしてほしくて何をされるのが嫌かを考えましょう。

犬にとってのご褒美は、

人が構ってくれる、追いかけてきてくれる、でしょうか。

逆に嫌なのはその逆ですよね。

咥えても人が構ってくれない、追いかけてもきてくれない、するとどうでしょう。

別に楽しくなくないですか?

すると噛むことも減るでしょう。

靴下などは、飲み込んで(誤飲)しまうことがありますので、上記の方法とは対処が異なります。”誤飲”は本当に身近にあり、とても怖いことなので十分に気をつけてください。

別途記事にもする予定です。

プチポイント:代わりに噛めるものをあげよう

犬は人のように手が使えないので、その分口で表現することも多いです。

噛むこと=NGとしてしまうと、これがダメならあれを、あれがダメならこっちを、と求めるようになります。

ですので、噛んでいいものとダメなものをしっかり分けてあげましょう。

例えばロープ状やゴム状のおもちゃなど。

一点注意点として硬すぎるものには気をつけましょう。犬の歯は意外にも欠けやすいです。ですので、人の爪で押して爪の後が残るくらいのものが丁度いいです。

そして与えっぱなしではなく、何分と時間を決めてあげるのもよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

犬の気持ちになり、何が楽しくて噛んでいるのか、逆にどうすれば噛みたくなくなるのか、考えることが大切だと思っています。

「怒る」ことは不要です。人も怒られるのはイヤですよね。

いい行動にはたくさんほめてあげて、ダメな行動をした時には無視

本記事が少しでも犬と共に快適な生活を送れるようなヒントになれば嬉しいです!

最後までご覧いただき、ありがとうございましたっ!!!

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